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施政方針

ページ番号1007500  更新日 2018年2月23日

施政方針とは、市長の市政運営に対する考え方や政策・施策、予算について述べたものです。
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平成30年度

前文

平成30年3月市議会定例会の開会に際しまして、平成30年度の施政方針を申し上げます。

昨年は、ラグビーワールドカップ2019TMの試合日程が決定し、本市におきましては、注目を集める日本代表やニュージーランド代表の試合を始め、4試合が開催されることになりました。また、名古屋グランパスのJ1復帰や「わがまちアスリート」の活躍、さらには「KiTARA」がオープンし、本市を舞台とする映画「星めぐりの町」が全国公開に先駆け、完成披露上映が行われるなど、明るい話題の多い、活気に満ちた1年でした。議員各位、市民の皆様のご支援・ご協力に心から感謝いたします。
来年度も文化やスポーツを始め、市民の皆様が、それぞれに楽しみ、何らかの関わりを持つことができる様々な活動が展開されます。このような機会が増えていくことで、私たちの住む豊田市への愛着や誇りにつながっていくものと私は思っています。こうした「WE LOVE とよた」の取組を更に推進し、人や地域が優しさでつながり、楽しむことで、誰もが幸せに感じる「わくわくする世界一楽しいふるさと」を目指し、持続可能なまちを実現してまいります。
一方、昨年も交通死亡事故が多発し、高齢者が関わるものも多くありました。高齢化が進む状況を踏まえますと、交通安全対策は、より一層充実させていく必要があります。また、ここ数年、本市におきましては大規模な自然災害は発生しておりませんが、いつ起こるか分からない災害に対しましては、初動が肝心であり、直ちに行動できる体制づくりに努めていかなければなりません。
平成30年度は、「危機感」と「希望」、そして「行動」の3つの「K」をキーワードとして、危機感を持って「安全・安心なまちづくり」を進めることで足元を固め、希望に満ちた未来志向で「元気で明るいまちづくり」に向けて行動してまいりますので、議員各位を始め、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

続きまして、これらのことを念頭におきました、平成30年度に取り組む施策及び当初予算について申し上げます。

政策・施策について

はじめに、平成30年度の施策について申し上げます。

平成29年度からスタートした「第8次総合計画」については、将来の脅威に対しては早い段階から着実に手を打ち、発展の可能性に対しては、強みを更に伸ばし最大限に生かすという視点で、取組を加速し、特に3つの重点施策を優先的・重点的に実施してまいります。

「超高齢社会への適応」

その第1は、「超高齢社会への適応」です。
後期高齢者の急増などにより、人口構成が大きく変化することが見込まれる本市において、誰もが安心して自分らしく暮らすことができる「多世代共生のまち」の実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 健康で活力ある生涯活躍の仕組みづくりに向けた取組

1点目は、健康で活力ある生涯活躍の仕組みづくりに向けた取組です。
全ての世代が生涯にわたっていきいきと活躍する生涯活躍都市を目指して、市民の皆様の社会参加を一層促進してまいります。
そのため、柔軟で地域特性に応じた新たなルールによる交流館の運用や第3期の「市民活動促進計画」のスタートを契機に、活動を始めたい人への情報発信や体験機会の提供など、市民活動の裾野の拡大に取り組んでまいります。特に、ヤングオールド・サポートセンターを市民活動センターに統合し、高年大学をリニューアルするなど、シニア層の活躍支援を充実してまいります。
また、様々な文化芸術が体験できるアート体験フェアなどを通じて市民の文化活動を促進するとともに、地域スポーツクラブと連携したウオーキング教室の拡充やきらきらウエルネス地域推進事業により、まちぐるみの健康づくりを推進してまいります。

2 安心な暮らしを支える地域包括支援の仕組みづくりに向けた取組

2点目は、安心な暮らしを支える地域包括支援の仕組みづくりに向けた取組です。
身近な地域で安心して暮らすことができるよう、行政や専門家だけでなく、市民の皆様とともに支え合う「地域共生型社会システム」の構築を進めてまいります。
そのため、昨年、高岡コミュニティセンター内に開設した「健康と福祉の相談窓口」を、新たに猿投コミュニティセンター内に開設し、総合的な相談・支援体制の構築を進めてまいります。
また、子どもの貧困や孤食をテーマとした情報交換会を地域で開催し、現状や課題を共有するとともに、地域で実施する子ども食堂や学習支援等の取組について、多様な主体が関わり、展開できるよう支援してまいります。
加えて、在宅医療を推進するため、拠点となる豊田地域医療センターの再整備を進めるとともに、(仮称)訪問看護師人材育成センターについて、平成31年4月の開設を目指し、育成プログラムの作成などの準備を進めるほか、産学官の連携により在宅療養へのロボット技術の活用や遠隔診療の実証を進めてまいります。
介護人材の確保・育成に向けては、国内にとどまらず、海外人材の受入れに対する日本語学習支援などの取組を引き続き進めてまいります。

3 多世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組

3点目は、多世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組です。
歩いて暮らせる生活利便性の高いまちづくりを推進するため、鉄道駅等を中心に都市機能や居住を充実させる区域を設定するとともに、住み慣れた地域での生活利便性や居住の維持に向けたまちづくりの取組を示す「立地適正化計画」の策定を進めてまいります。
また、交通環境の更なる充実に向け、先進技術を活用し、移動をより円滑にする社会実証の取組を支援するほか、タクシーを活用した地域バス運行や自家用自動車による有償運送などの運行実証を行い、地域バスの再構築に向けた取組を進めてまいります。

「産業の強靭化」

その第2は、「産業の強靭化」です。
国内外において社会経済環境が大きく変化する中、市民の皆様の暮らしと都市の活力を支える「強固な経済基盤のあるまち」の実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組

1点目は、次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組です。
昨年の12月議会において議決をいただいた「豊田市企業立地奨励条例」に基づき、企業の新規立地や事業拡大の促進を図ってまいります。
特に、産業用地については、花本産業団地拡張用地において平成32年度の分譲開始を目標として工事に着手するほか、本市の南部地域における新たな産業用地の整備に向け、取組を進めてまいります。あわせて、企業活動に適した物流ネットワークを強化するため、豊田南・北バイパスの整備に対する支援や関連市道の整備のほか、高橋細谷線や豊田刈谷線の整備を進めてまいります。
また、産学官の連携により、様々な実証を展開している「豊田市つながる社会実証推進協議会」内に発足した「未来都市研究会」において、50年後の未来を見据えたビジョンを描き、より進化した先進技術の実証を展開するほか、「ものづくり創造拠点SENTAN」を中心に、産学官及び金融機関が連携した取組を進め、中小企業の新たな事業展開を支援してまいります。

2 多様な地域資源を生かした産業の振興に向けた取組

2点目は、多様な地域資源を生かした産業の振興に向けた取組です。
ものづくり産業を中心とした取組に加え、本市が有する多様で豊かな地域資源や人材を生かし、地域に根差した産業を振興することで、更なる地域の活性化を促進してまいります。
そのため、ラグビーワールドカップ2019TMの開催を契機として、一般社団法人ツーリズムとよたを中心に、観光ニーズの把握と海外を含めたプロモーションを展開するとともに、新たな観光商品の開発に取り組んでまいります。
また、中核製材工場が、本年夏頃には稼働する予定です。市内からの原木供給がスタートする中、安定的かつ効率的な供給体制を構築するため、雇用や木材生産等の基盤づくりを支援するとともに、豊田市産材の利用の促進に向け、商品開発やブランド化の取組を支援し、森林保全や間伐の推進と合わせて「新・100年の森づくり構想」に基づいた総合的な取組を進めてまいります。
農業においては、本市の豊富な地域資源を生かした農商工連携や6次産業化の取組を進めるとともに、多様な担い手の確保や訪日外国人向けの土産品の開発などによる農産物のブランド化を進めることで高収益型の農業を推進してまいります。

3 働く機会の多様化と産業を支える人材の確保に向けた取組

3点目は、働く機会の多様化と産業を支える人材の確保に向けた取組です。
多様な人材が活躍し、企業の持続的な発展を支えるため、女性や若者、高齢者、外国人など、様々な市民が活躍できる就労環境を目指した「働き方改革」の推進に取り組んでまいります。
具体的な取組として、2月にオープンした「女性しごとテラス "カプチーノ" 」を拠点として、女性の就業支援機能の充実を図るとともに、引き続き、企業経営者等への働き方改革に関する意識啓発を図ってまいります。

「暮らしてよし・訪れてよしの魅力創出」

その第3は、「暮らしてよし・訪れてよしの魅力創出」です。
ラグビーワールドカップ2019TMを始めとした大きな国際イベントを契機とし、本市が持つ多様な資源を生かした活動や交流、まちの魅力の共有・発信を通じて、「定住・交流人口を引き付ける魅力あるまち」を実現するため、以下、3点について取組を進めてまいります。

1 豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした、定住の促進に向けた取組

1点目は、豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした、定住の促進に向けた取組です。
多様なライフスタイルが実現できる豊田市ならではの特徴を生かすとともに、新たな市街地の整備による宅地供給に加え、民間活力や既存ストックの活用による住宅・宅地の供給により、定住人口の更なる拡大を図ってまいります。
そのため、土橋、寺部、花園、浄水、平戸橋及び四郷駅周辺の6地区で行われている土地区画整理事業を着実に進めるとともに、若林駅周辺などの鉄道駅周辺における市街地整備に向けた取組を推進してまいります。
また、山村地域においては、平成29年度における空き家情報バンクを利用した移住者数が過去最高となる見込みの中、更なる空き家の利活用を進めるため、新たに家財処分費の一部を補助するほか、引き続き、おいでん・さんそんセンターを中心に移住者の受入促進の取組を進めてまいります。

2 世界に発信するまちぐるみの観光・交流の取組の推進

2点目は、世界に発信するまちぐるみの観光・交流の取組の推進です。
ラグビーワールドカップ2019TMの開催や2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、まちの国際化や玄関口としての都心の機能・魅力の向上、まちぐるみの観光の推進に取り組み、交流人口の拡大を図ってまいります。
特に、ラグビーワールドカップ2019TMの開催準備を本格化させ、会場となる豊田スタジアムの設備更新を始めとして、公式ボランティアの募集・育成や開催機運の醸成に取り組んでまいります。
また、大会開催時のおもてなしエリアとなる都心では、市民、学生、企業、団体の皆様と連携し多様なイベントを実施することで、より一層の賑わいを創出するための準備を進めるほか、矢作川の豊田大橋周辺では、水辺空間の新たな活用による魅力発信に取り組みます。
さらに、外国人を含めた本市への来訪者が快適に滞在することができる環境整備を行うため、豊田市駅前から豊田スタジアムに至るまでの公共空間や主要な観光施設などにおいて無料公衆無線LANを整備していくほか、まちなかの案内やサイン施設を充実させ、多言語化を進めるとともに、公共施設のバリアフリー化、観光施設や民間宿泊施設を含めたトイレの洋式化を促進してまいります。
加えて、今後も大規模な文化・スポーツイベントや国際会議、展示会など、多くの集客、交流が見込まれるイベントの誘致を積極的に進め、地域振興や観光振興につなげ、都市の魅力を向上させてまいります。

3 まちの魅力の共有と発信に向けた取組

3点目は、まちの魅力の共有と発信に向けた取組です。
市民の皆様が、まちへの愛着や誇りを育むとともに、まちの魅力や価値を共有し発信する取組を進めてまいります。
そのため、東京オリンピック・パラリンピックの開催意義を広く全国に普及させるために展開される「東京キャラバン」を本市で開催するほか、「あいちトリエンナーレ地域展開事業」の実施を通して、市民主体による文化・芸術に関するプロジェクトを促進してまいります。
また、豊田市の歴史や自然、ものづくり等を一体的に取り上げる総合的な博物館の整備については、引き続き、基本計画の策定を進めてまいります。
さらに、情報発信力の強化を図るため、広報とよたについて、紙面を一新するとともに、SNSなどのデジタル媒体と連携して情報発信を行ってまいります。
その他、とよたエコフルタウンのリニューアルを進め、産学官が連携し、先進技術を活用した本市の取組を国内外に向けてPRしてまいります。

基本施策

次に、各分野における主要な施策である基本施策の取組です。
先に述べた重点的・分野横断的に取り組む重点施策を推進するとともに、まちづくりの基礎となる各分野における主要な施策を着実に推進してまいります。

「安心して子育てができるまち」の実現に向けた取組

その第1は、「安心して子育てができるまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 子ども総合計画の策定

1点目は、子ども総合計画の策定です。
安心して子育てができるまちの実現を目指し、子ども・子育て支援新制度や法令改正等を踏まえながら、第3次となる「子ども総合計画」を平成30年度から2か年をかけて策定してまいります。

2 子育て支援サービスの充実に向けた取組

2点目は、子育て支援サービスの充実に向けた取組です。
とよた子育て総合支援センター「あいあい」をリニューアルし、講座等のメニューの拡充や市民活動団体との連携強化を図るとともに、地域の木材を活用した改修を行い、子育て支援の拠点施設としての機能を充実させてまいります。

3 保育需要への対応の取組

3点目は、保育需要への対応の取組です。
高嶺こども園の改築や若林こども園の保育所認可化、私立幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行支援などにより、0〜2歳児の定員拡大を図るとともに、3歳児の幼児教育の受入枠を拡大するため、堤こども園、畝部こども園の民間移管に向けた準備を進めてまいります。

「生涯を通じて学び・育ち続けることができるまち」の実現に向けた取組

その第2は、「生涯を通じて学び・育ち続けることができるまち」の実現に向けた取組です。
平成30年度は、新たな教育大綱と「教育行政計画」に基づき、「地域ぐるみで学び合い」をキーワードとして取組を進めてまいります。
以下、4点申し上げます。

1 生き抜く力を育む学校教育の推進

1点目は、生き抜く力を育む学校教育の推進です。
小中学校の連携や地域ぐるみの教育を推進するため、各学校で地域学校共働本部の設置を進めるとともに、中学校区単位で学校、家庭、地域などの連携を進めるコミュニティ・スクールについても、順次、拡大してまいります。
また、新しい学習指導要領への移行措置に伴い、小学3・4年生の外国語活動や 5・6年生の外国語の教科化に対応し、充実した授業を行うため、小学校への外国語指導を補助するALTを増員し、配置してまいります。

2 安全・安心で快適に学べる教育環境の充実の取組

2点目は、安全・安心で快適に学べる教育環境の充実の取組です。
小中学校全校の普通教室及び特別教室へのエアコン設置に向け、平成30年度は、全ての中学校について設計を実施してまいります。
また、校舎・体育館の保全改修及びトイレの再整備を継続して実施するとともに、生徒数の増加に伴う朝日丘中学校の校舎棟の増改築設計を進めるほか、老朽化した北部給食センターと藤岡給食センターを統合する新たな北部給食センターの建築工事に着手してまいります。

3 地域による次世代人材の育成の取組

3点目は、地域による次世代人材の育成の取組です。
共働き世帯の増加等に伴い、放課後児童クラブの需要が高まっていることから、活動室を適切に確保し運営するとともに、自治区などと連携した子どもの居場所づくりの取組も拡大してまいります。

4 歴史・文化やスポーツを生かしたまちづくりの取組

4点目は、歴史・文化やスポーツを生かしたまちづくりの取組です。
平成30年に開館20周年を迎えるコンサートホール、能楽堂では、記念の年にふさわしい魅力ある事業を開催するほか、豊田市棒の手保存会発足10周年を記念し、愛知県無形民俗文化財である「棒の手」の後継者及び郷土愛の育成を目的とした 「(仮称)とよたのこども棒の手大会」を開催します。
さらに、美術館では、安全かつ良質な鑑賞空間を提供するため、建物の耐震改修や展示室の照明のLED化工事等を行ってまいります。
その他、市民の皆様が、気軽にスポーツや健康づくりの活動が行える環境づくりとして、(仮称)松平地域体育館等の整備に向けた設計などを実施するほか、(仮称)梅坪台運動広場については、平成31年度の供用開始に向けた整備を進めてまいります。

「誰もが健やかに安心して暮らせるまち」の実現に向けた取組

その第3は、「誰もが健やかに安心して暮らせるまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 健康寿命の延伸に向けた健康づくりの取組

1点目は、健康寿命の延伸に向けた健康づくりの取組です。
介護予防事業として実施している「元気アップ事業」について、自治区や交流館、地域包括支援センターなどでの取組に加え、新たに介護予防活動団体を対象とし、事業を拡大してまいります。
また、現在、策定を行っている「第2期データヘルス計画」に基づき、健診の受診勧奨や保健指導など、生活習慣病の重症化予防の取組を推進してまいります。

2 高齢者が安心して生活できる支援体制の充実の取組

2点目は、高齢者が安心して生活できる支援体制の充実の取組です。
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるため、認知症対策として保健師、社会福祉士等の医療・福祉の専門職による認知症初期集中支援チームによる支援を進めるほか、新しく取組を始めた警察との連携やGPSを活用した捜索機器の利用促進を図りながら、地域で見守り、支えることができる取組を推進してまいります。

3 障がい者が地域社会で共生できる環境づくりの取組

3点目は、障がい者が地域社会で共生できる環境づくりの取組です。
新たな一次救急診療所に併設する障がい者の日中活動場所やこども外来療育施設の建築工事のほか、県営手呂住宅跡地での日中活動場所の開設に向けた造成工事に着手いたします。
また、新たにグループホームにおける重症心身障がい者の受入体制の充実に向け、運営事業者に対して支援員確保の補助制度を導入するほか、医療的ケアが必要な重症心身障がい児・障がい者の短期入所の利用に対して支援を行い、家族の負担軽減を図ってまいります。

「市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまち」の実現に向けた取組

その第4は、「市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまち」の実現に向けた取組です。
以下、4点について、順次申し上げます。

1 交通安全の取組

1点目は、交通安全の取組です。
平成30年度も引き続き、交通事故防止を図る「歩行者保護モデルカー活動」を豊田警察署、足助警察署、豊田商工会議所、企業などの関係団体の皆様や県内の自治体と連携し取り組むとともに、この活動を市民の皆様にも理解していただき、行動していただけるよう活動の裾野を広げてまいります。
また、高齢者世帯訪問による交通安全に関する啓発を始め、ガードレールやカーブミラーなどの交通安全施設の整備や通学路における横断歩道のカラー舗装など、交通事故防止に向け、様々な取組を行ってまいります。

2 防災・減災の取組

2点目は、防災・減災の取組です。
平成29年度から整備を行っている280MHz帯デジタル同報無線システムに対応した防災ラジオの購入を支援し、災害時の情報伝達体制の強化を図ってまいります。
また、指定避難所機能の強化を進めるため、可搬型非常用発電機やプラグインハイブリッド車の外部給電設備から電源を供給できるよう設備改修を行うとともに、道路、橋りょう、河川、上下水道施設などの耐震化や浸水対策等を進め、災害に強い都市基盤づくりを着実に進めてまいります。
さらに、ラグビーワールドカップ2019TMを見据え、テロなどの非常事態に備えた国民保護実動訓練を国や県と合同で実施します。
一方、平成30年は、地域防災の中核を担う自主防災会連絡協議会設立30周年、消防団発足70周年の年となります。記念事業の開催等により、これまでの活動を市民の皆様と共に振り返るとともに、これらの機会を契機として、地域防災を担う人材の育成など、防災・減災に向けた取組を推進してまいります。

3 消防の取組

3点目は、消防の取組です。
高齢化の進展を見据え、福祉関係者との共働による高齢者向けの防火対策や救急搬送の円滑化に向けた対策を進めるとともに、様々な世代の参画による消防力の更なる強化に向け、小中学生を対象とした応急手当講習を推進してまいります。
また、ミライチャレンジ都市パートナーシップ協定に基づき、災害時の運用を想定したドローンの導入のほか、スマートフォン等を活用して文字と位置情報を伝える新たな119番通報システムの導入など、先進技術を活用した取組を積極的に進めてまいります。

4 防犯の取組

4点目は、防犯の取組です。
犯罪の抑止や防犯意識の更なる向上に向け、自主防犯活動団体への支援や防犯カメラの整備、青色回転灯装備車による深夜巡回活動を行うとともに、子どもたちが犯罪被害に遭わないよう、危険回避能力や自己防衛能力を身に付けるための体験型子ども防犯教室を実施してまいります。

「多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力のあるまち」の実現に向けた取組

その第5は、「多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力のあるまち」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 地域商業の活性化の取組

1点目は、地域商業の活性化の取組です。
地域商業の活性化を図るため、新たに地域商店街の機能充実に資する出店者に対する支援のほか、商店街を担う人材の育成を図ってまいります。

2 地域資源を生かした観光まちづくりの取組

2点目は、地域資源を生かした観光まちづくりの取組です。
平成30年度における豊田おいでんまつりについては、50回記念として特別企画を加えて開催いたします。また、香嵐渓の再整備のほか、和紙のふるさとの改修、重点道の駅どんぐりの里いなぶのどんぐり横丁リニューアルなどにより地域の観光資源を活用したまちづくりを進めてまいります。

「人と自然が共生する環境にやさしいまち」の実現に向けた取組

その第6は、「人と自然が共生する環境にやさしいまち」の実現に向けた取組です。
以下、3点について、順次申し上げます。

1 低炭素社会の実現に向けた取組

1点目は、低炭素社会の実現に向けた取組です。
温室効果ガス削減のため、太陽光発電システムや家庭用エネルギー管理システム(HEMS)、家庭用蓄電池などで構成されるスマートハウスや次世代自動車の普及促進を図るとともに、公共施設の省エネ診断や設備改修に関する調査等を実施し、中長期的な省エネ設備等の導入計画を策定してまいります。

2 自然共生社会の実現に向けた取組

2点目は、自然共生社会の実現に向けた取組です。
生物多様性保全のため、自然観察の森における環境学習を充実させるとともに、市民の気づきや学びをサポートするボランティアの育成や地域で活動する団体と社会貢献活動に意欲のある企業との連携を支援してまいります。

3 循環型社会の実現に向けた取組

3点目は、循環型社会の実現に向けた取組です。
廃棄物の発生抑制のため、料理の食べ残しに取り組む「食べ切り協力店」の店舗数の拡大に取り組み、食品ロス削減を進めるとともに、リサイクルステーションの整備や民間活用による資源の自主回収の取組を促進し、ごみの減量及び資源化を進めてまいります。

「生活と産業を支える快適で質の高いまち」の実現に向けた取組

その第7は、「生活と産業を支える快適で質の高いまち」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 交通や公園整備等の取組

1点目は、交通や公園整備等の取組です。
都市機能を高め、利便性の高い道路ネットワークの構築に向けた名鉄三河線若林駅付近の鉄道高架化や関連市道の設計を実施するほか、交通の円滑化や鉄道駅へのアクセス性向上を図るため、平戸橋土橋線や浄水駅北通り線などの整備を着実に進めてまいります。
また、鉄道利用の利便性を高めるため、国、県及び沿線市と協調し、愛知環状鉄道のICカード乗車券システムの導入に対して支援してまいります。
その他、中央公園第2期整備に向け、有識者会議や市民ワークショップ等を通じて基本計画を策定するとともに、都市計画手続きを進めてまいります。

2 上下水道施設の整備等の取組

2点目は、上下水道施設の整備等の取組です。
汚水処理の適正化に向け、従前の整備手法に加え、鴛鴨地区や豊栄地区において平成28年度から進めてきた官民連携の新たな発注方式により、早期に公共下水道の整備を進めるとともに、合併処理浄化槽の設置に対する補助等を行ってまいります。

「市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した地域社会」の実現に向けた取組

その第8は、「市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した地域社会」の実現に向けた取組です。
以下、2点について、順次申し上げます。

1 国際化に対応した人づくりの取組

1点目は国際化に対応した人づくりの取組です。
英国ダービーシャーと姉妹都市提携20周年を迎えるに当たり、11月に公式記念式典を開催いたします。
また、英国への公式派遣団やスポーツ使節団の派遣を行うほか、広く市民の皆様に英国ダービーシャーを知ってもらうことを目的として、英国フェスティバルを開催してまいります。

2 公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組

2点目は、公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組です。
平成28年度に策定した「公共施設等総合管理計画」に基づき、公共建築物や道路、公園、上下水道施設等のインフラ施設の全ての施設において、施設管理のための具体的な取組内容を示す個別施設計画を順次策定し、計画的かつ適正な管理に向けた取組を進めてまいります。

当初予算について

以上の取組を踏まえ、平成30年度の当初予算を編成してまいりました。

平成30年度当初予算は、「第8次総合計画」を着実に推進し、将来のまちづくりに向けた投資を計画的かつ効果的に行うとともに、市民の皆様の安全・安心な暮らしを守る取組を進めることを基本的な考えとして編成し、一般会計当初予算の総額は1,803億円、対前年度20億円、1.1%の増といたしました。
歳入では、企業業績の変動による法人市民税の増収により、市税は1,156億円、対前年度178億円の増を見込み、基金繰入金は36億円、対前年度60億円の減、市債を30億円、対前年度60億円の減といたしました。
歳出では、普通建設事業費として372億円を計上し、将来のまちづくりに向け必要な施策に取り組んでまいります。

平成30年度は市税収入が増加に転じる見込みですが、将来を見通せば、社会保障費の更なる増加への対応や地方税体系の再構築など、今後の財政運営に影響を与える動向もあることから、依然として厳しい財政運営への対応が必要です。
このため、「第8次総合計画」の重点施策を始めとする将来への投資や市民の安全・安心を確保するための取組と合わせて、健全財政を維持していくことができる財務体質への一層の転換を進め、限られた財源を効率的、効果的に市民サービスの充実として還元できるよう、引き続き、事業・事務の最適化の取組を進めてまいります。

以上、平成30年度の施策及び当初予算につきまして、基本的な考えを申し上げました。何とぞ、皆様の御理解、御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。


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〒471-8501
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